御前岩 5日目 6日目

2017年12月28日

5日目(12月25日)

前日夜中に雨が降り、不安な気持ちのまま、また御前岩へ。

岩場に到着してドラゴンロック、東面を見渡すと全く濡れておらず、乾いていることを確認。

そして北面のGYA-GYA(8a)だ。寒い時期に北面はつらい。暖かい日だったため、狙うなら今日だと意気込んでいた。

北面見ると、、GYA-GYAのキーとなるクラック周辺がなんか黒くなってる感じであった。岩が冷たいのはわたし的にはとてもつらい。暖かいこの日がベストだと思っていただけに意気消沈。

気持ちを切り替えて狙いをDAIJA(7c+/5.13a)に変更。南面は暖かいからだ。

 

ー DAIJA(7c+ / 5.13a) ー

御前岩公開前に以前少し手をつけていてムーヴはなんとなく覚えていてた。

細部のシークエンスは色々できるだろうが、序盤の8手ほどが核心。

1便目はムーヴ確認。

大蛇部分のコルネの甘いピンチがともかく持てるかどうかだが、細かなシークエンスが大事だ。左手のカチから右手で一気に甘いピンチを取り、左手を左にあるスローパー、右手を少し上にあげて、左足ヒールで左手を一気に寄せる。1級ぐらいのボルダームーヴ。

2便目、繋げトライ。

順調に核心を越えてレストガバまで行ったが、その後で手がかじかみ、疲れて落ちてしまった。核心後のガバ掴んでなんで落ちるんだよと罵声が飛び交った。そんなこと言われても岩が冷たいのが苦手なんです。

3便目

レストしてから3便目、疲れる前に一気に突き進んでレッドポイント。1便目でしっかり上部を確認しておけば2便目でいけたかもしれなかった。

パートナーの牛もDAIJAをトライしたが次回に持ち越し、右にあるバイオニックソルジャー亀(6c)でクールダウン。

わたしはその後にドラゴンロックに移り、蒙古タンメン(7a+ / 5.12a)をトライしたが、疲れてレッドポイントならず。

 

6日目(12月27日)

この日は7c+以上の難しいのは触らずドラゴンロックに集中しようと決めていた。

 

蒙古タンメン(7a+ / 5.12a)。

人気ルートと言われるだけあってムーヴもシークエンスも面白い。かかりの良いホールドでガシガシいける好ルート。前回できなかったがフレッシュな時にトライしてサクッとレッドポイント。これはオンサイト狙えるルートだと思います。

次にグレイハウンド(7c / 5.12d)

蒙古タンメンのすぐ右にあり、丈夫で蒙古タンメンに合流する課題。限定課題ではあるが、手順と足置きに悩まされるが全体的に手も足も甘いホールドで蒙古タンメンとは逆に慎重な動きが要求される。これも面白いが、この日はレッドポイントならず。

bad or not too bad(7b+ / 5.12c)

先々週に手をつけたがムーヴがわからず根性降りで敗退した因縁課題。相変わらずムーヴがわからず、モヤモヤしていた。右手アンダーでカンテ左上部にある遠いガバを左手で取りに行ってから右手を何かに寄せるんだろうと思っていたのだがどうしてもできず。

発想を変えて両手アンダーから右手で出しをしてみた。サイドポッケピンチ持って左手をガバに出したらできた。なんとかムーヴは解決。あとは繋げるだけ。次回に持ち越し。

 

御前岩 7a以上のRP課題

蒙古タンメン 7a+

お尚7a+

DAIJA7c+

結構通ってるが7a以上ああんまり登ってなかったが、ともかく体力をつけないと東面などの20m以上の課題は登れない。10m前後のルートばかりやってたから20m越えの難しいルートやるには優しいものから手をつけて徐々に持久力をつけていかないといけない。