自宅から廻り目平キャンプ場までおよそ3時間、そこから1時間のアプローチ
日帰りで行くには体力的につらいゴジラ岩、行こう行こうと話は前から出ていたがアプローチの遠さから中々行く決心がなく今日までいけなかったゴジラ岩へ。
しかし私は7〜8年前に『無職の夏休み 12c(昔は12b)』はすでに登っていた。
今回の狙いは『ちゃびんば』だ。
新トポの関東周辺岩場(2017年4月発刊)によると最近ホールドが欠けて現在はさらにグレードアップ?と言ったことが記載されていた。初登者と欠けたという情報からして13aと思わない方がよいだろう。
取り付き。人が来ることも少ないし、居心地も良くロケーションも最高。しかし、もう1パーティ入ると狭く感じるかも。
1便目 ヌンチャク掛け&ムーヴ探り
1ピン目〜2ピン目で指が熱くなりそうなフィンガリーなパワーパートが出てきて登り始めでいきなり心が折れそうになる。
2ピン目〜4ピン目はそこまで難しくないが、しっかりシークエンスを立てなければ後々辛くなる。
4ピン目〜5ピン目、繋げてきてここが最大の核心であろう。アンダーガストンから高い足上げ、気持ち悪いボディバランスから頭上への遠いカチ、さらに高い足上げから辛いトラバース、そして巨大なガバホールド。
6ピン目〜最終、巨大ガバからリップだが、ここも油断してはならない、私の身長ではリップへのデッドポイントだが、170cm前後くらいならヒールで乗り込めるだろう。そして最後のマントルも慎重に。
欠けたホールドがどこかはわからないが、とてつもなく難しくなったわけではなさそう?
しかし途中でシカがあったが、それのことだろうか。
パートナーのトップロープ練習。見事な垂壁フェース。
まずはルートのムーヴ全容はわかった。トップロープで練習して2便目。
時刻は日差しが強くなってホールドにもヌメリを帯びた時間であった。
自分のパート練習の甘さが出る、最初のパワーパートでいきなり無駄な力を使い、4ピン目にいくまでにフォール。序盤パートのムーヴ探り直し、自分の体格に合うムーヴを見出す。
時間を置いてから最後の3便目、体力的にこれが最後だろう。
5ピン目直下でフォールする。やはり繋げるとつらい。しかし登れそうだ。
グレードは体格よる多少のグレード感の違いはあるだろうが、13bが妥当だろうか。少なくとも13aではないとパートナーと意見が一致。
ちゃびんば以外にも黄河13b、サンキスト13bがあり、まだまだゴジラ岩も楽しめそうだ。
最後はマントルが苦手なパートナーHの黒豆岩のマントル課題を登ってもらう。